![]() 私の思い入れのこの山このルート?大山-剣が峰 記:岸本 康之 私が大山に初めて登ったのは21年前、中学2年の夏のことです。今はどうか知りませんが、当時私の中学校では2年生になると全員、夏のキャンプとして大山登山に出かけていました。今から考えると生まれて初めての百名山登山、自分のペースも知らず、登山道を友人と競うように駆け上がり、バテバテになったのを今でも覚えています。ダイセンキャラボクの茂る弥山山頂台地から見える大山南壁、北壁の迫力に感銘を受けましたが、そこから剃刀のような細い稜線の向こうにさらに高いピークが見え、引率の先生にあそこまで行かないのかと聞くと、いやここまでだと。そのピークが大山の本当の山頂、剣が峰であり、そこに至る稜線は危険すぎて普通では行くことができないと言われました。弥山までは学校の遠足でも行く容易な山でありながら、その先は訓練された者のみ許される世界。その時以来、剣が峰の頂を踏むことが、なんとなく私の心のなかに、やり残した宿題のように刻まれることになったのでした・・・。 それから21年たった今年3月、私は再び弥山に来ていました?中学以来の宿題を終えるために。前日、9合目付近で春一番の強風で飛ばされそうになった記憶が頭をよぎり、もしこんな細い稜線上であれがやってきたらと、いささか不安な気持ちではありましたが、天候も大きく崩れることもなく、念願の剣が峰のピークに立つことができました。この山行のすばらしいメンバーに感謝。さて、次はどこを目指そうかな・・・。 次回は岩田さんにお願いします。 |